当院では、SLTレーザーを導入いたしました。
2020年11月24日
緑内障治療とは、眼圧をコントロールする事で視神経への圧迫をなくし、視野を悪化させないようにすることです。
一般的な治療方法として、
薬物療法により、点眼薬や内服薬を使って眼圧を下げることが挙げられますが、生涯にわたり点眼を続ける必要があります。
その他にも、手術を行う方法もありますが、合併症のリスクが高いため、その他の治療が期待されていました。
そこで当院では、
点眼薬では十分な効果が得られない方、
妊娠中や副作用により点眼を続けられない方などを対象に、
SLT(選択的レーザー繊維柱帯形成術)レーザーを新たに導入いたしました。
SLTレーザーを行うことで、
房水の流出を改善し、眼圧を低下させる効果が期待できます。
それにより点眼薬を1剤減らすことにも繋がる可能性があります。
痛みも少なく(個人差があります)、1回の治療は通常5〜10分程度で終わる即日治療が可能です。
SLTを行った後でも、点眼治療や手術治療への影響もありません。
効果は2~3年間効果が持続されると言われています。
繰り返しの治療も可能で、合併症も少ないとされています。
保険適用となり、費用は片眼につき
1割負担の方 約1万円/3割負担の方 約3万円となります。
詳しくは、当院院長までご相談ください。