全身麻酔器の導入について
2017年5月17日
この度、当院では全身麻酔器を導入致しました。
全身麻酔器を導入する眼科医院は都市部ではほぼ皆無であります。
当院では開院以来白内障、硝子体、緑内障手術については静脈麻酔による鎮静下での安全な手術を行っておりました。
また、小児の外眼部手術についても麻酔科専門医が管理の上、静脈麻酔で行っておりました。
今後は麻酔科専門医監修の元、静脈麻酔を併用の上、低濃度笑気麻酔法を組み合わせることで白内障や外眼部手術においてより心身的にストレスがかからない鎮静下での手術を遂行することが可能になりました。
目の手術は怖いから躊躇してしまう、緊張が強くて手術を受けられない、痛いのが嫌だというニーズに応えることが可能であります。
また、小児の手術においても麻酔科専門医が対応しますので今まで通り日帰りでの手術が可能であります。
多くの医師は手術をしたことはあっても、自らが経験した人はごく僅かです。
少し我慢すれば終わりますよ、と言われても、それがどの程度なのか。痛みも殆どありませんよと言われても、痛みの感受性は人それぞれ違います。
少しでも患者様の気持ちに寄り添い、愛護的な医療を常に提供できればと考えております。
院長