ドライアイ検診

ドライアイ検診について

菊地眼科クリニックではドライアイ検診を行います。
早期発見と予防を目的として、皆様の眼の健康を守ります。
ドライアイの診断基準に沿った形で病状を説明、治療についての提案をします。

ドライアイとは、涙の分泌量の減少や涙の質が低下することで、眼に不快感や視機能異常が起こる病気です。
日本では、800万人~2000万人いると言われています。
コンタクトレンズ装用やエアコン、長時間のコンピューター作業などドライアイを悪化させるものは日常に多くあるので注意が必要です。

ドライアイ検診の流れ

1.問診
自覚症状についてお聞きします。
2.検査
視力、屈折、眼圧検査
LIPIVIEW検査
シルマー検査
3.診察
BUT検査
生体染色検査
4.結果説明
医師より検査結果の説明があります。
5.お会計
料金は4000円(税抜き)です。

当院のドライアイ検診では、

  • ①屈折検査、視力検査
  • ②眼圧検査
  • ③LIPIVIEW検査…LIPVIEWという機械を使い、涙の蒸発を防ぐ油層の厚みを測定
  • ④LIPIVIEW検査…LIPVIEWという機械を使い、全ての瞬きのうち不完全な瞬きの検出
  • ⑤LIPIVIEW検査…LIPVIEWという機械を使い、マイボーム腺という器官を撮影
  • ⑥シルマー検査…涙の分泌量を調べる検査
  • ⑦BUT検査…涙がどれくらいの時間で乾燥し始めるかを調べる検査
  • ⑧生体染色検査…眼の表面の状態を観察し傷がないかを調べる検査

以上の検査を行い、医師が総合的に判断し、結果をご説明いたします。

長年ドライアイに悩まされてきた方、ちょっとした不快感がある方、また、自覚症状がない方も、早期の発見・診断により快適な毎日に繋がります。

ドライアイの自覚症状チェックシート

    • 目が疲れやすい
    • 目がかゆい
    • 目が痛い
    • 目ヤニが出る
    • 涙が出る
    • 目がショボショボ、ゴロゴロする
    • 目が重たい
    • 目が赤くなる
    • 乾いた感じがする
    • 目に不快感がある
    • 物がかすんで見える
    • 光がまぶしい

    5つ以上の項目に当てはまりますと、ドライアイの可能性があります。

検査項目

  • LIPIVIEW

    ①涙の油層の厚みを測定します。

    涙の中には油層があり涙の蒸発を防いでいます。

    ②瞬きの状態を動画で撮影します。

    瞬きの回数や不完全な瞬きを検出します。
    眼のマークが不完全瞬目を表しています。

    Average LLT 39nm
    Maximum LLT 68nm@frame 553
    Minimum LLT 33nm@frame 1

    Partial Blinks 12/13
    CFactor 1.00
    Standard Dev 6

    ③マイボーム腺の撮影

    マイボーム腺は涙の油層の成分を分泌する部分です。
    詰まると油層の分泌ができず、涙が蒸発しすぐに乾燥してしまいます。
    そのため、この検査でマイボーム腺の詰まり具合の程度を調べます。

  • BUT検査

    目の表面の涙がどのくらいの時間で乾燥し始めるかを調べる検査です。
    涙の質(安定性)を評価します。
    フルオレセインという目の表面を着色する色素を点眼し、瞬きをしないで目の表面の涙の状態を観察します。
    瞬き直後は涙の膜が均一に目の表面を覆っていますが、時間をおいて涙の膜が壊れるまでの時間を計ります。

  • シルマー検査

    涙の分泌量を調べる検査です。
    下まぶたに目盛のついた試験紙を挟み、5分間おきます。
    試験紙が涙で濡れた目盛を読み取り、涙が正常に分泌されているかを調べる検査です。

  • 生体染色検査

    目の表面の状態を観察し傷がないか検査をします。
    ドライアイでは目の表面に傷がつくことがあります。

費用や時間について

  • 検査から終了まで60分程度かかります。
  • 料金は4000円(税抜き)です。
  • 検査後、医師から説明があります。
  • 当日に結果をお渡しします。
  • 治療の必要があると診断された場合は、後日当院にて治療を受けられます。
  • 次回より保険診療となりますのでご了承ください。

ドライアイ検診をご希望の方はお電話にてお問い合わせ下さい。